大阪大腸がんセンター 大阪医療センター下部消化管外科

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よりからだに優しい治療をめざして

病院の見た目は古いが中身は最新!

体に負担の少ない腹腔鏡・ロボット手術で、
肛門温存を目指しながら、生活に寄り添う治療を行っています。

近畿地方で唯一「大腸癌治療ガイドライン」作成委員在籍
常勤スタッフ全員「日本内視鏡外科学会技術認定医」有資格者
スタッフの3分の2以上ロボット手術のプロクター(指導医)有資格者

お知らせ

  • 【メディア掲載】長瀬智也さん×当センター加藤医師との特別対談動画がYahoo!ニュースに取り上げられました

  • 【YouTube】ゲスト長瀬智也さん「大切な人が大腸がんと診断されたら」 3月2日(月)15時に公開します

大阪医療センター 下部消化器外科のご紹介

当院の下部消化管外科には、加藤健志・高橋佑典・河合賢二・徳山信晴が在籍しており、さらに肛門疾患を専門とする宮﨑医師(非常勤)も加わって、チームで診療にあたっています。
このチームのリーダーである加藤医師は「大腸肛門病学会」専門医・指導医であると同時に、近畿地方で唯一の「大腸癌治療ガイドライン」作成委員も務めています。
他の常勤スタッフも全員が「日本内視鏡外科学会技術認定医」の資格を有しており、誰が主治医になっても安心して手術を任せられる高い技術力を備えたチームです。
また、スタッフの3分の2以上がロボット手術のプロクター(指導医)資格を有しており、高度な技術を要する症例にも対応可能な体制を整えています。
大腸がんが疑われる場合、まだすべての検査が終わっていなくても大丈夫です。
私たちのチームがしっかりと引き継ぎ、責任を持って検査から治療まで一貫してサポートいたします。
また、肛門の病気を担当する宮﨑医師も同じく「大腸肛門病学会」専門医・指導医で、これまで多くの患者さんの診療にあたってきました。
大腸や肛門に関するお悩みは、ぜひ安心してご相談ください。

大腸がんって?

  • 大腸がんとは?

    大腸がんとは、大腸(太い腸で、食べ物のカスを便として体外に出す臓器)にできるがん(悪性腫瘍)のことです。近年、日本では大腸がんになる人が増えており、年間約15万人が大腸がんと診断されている(2020年代)、もっとも多いがんのひとつです。
    ただ、早期に治療すれば治る可能性が高く、40歳を超えたら検診(便潜血検査・大腸内視鏡検査)を受けることが大切です。
    大腸がんの原因としていろいろな原因があるとされていますが、特に遺伝子の加齢・食生活の欧米化(肉や脂肪の多い食事)・家族性の遺伝子異常が関係していると指摘されています。
    大腸がんには大腸の一部である直腸(肛門に近い部分)にできる「直腸がん」と、結腸(けっちょう:大腸の残りの部分)にできる「結腸がん」があります。特に近年は結腸がんが増える傾向にあります。大腸がんが発生しやすい場所は、直腸とS状結腸(エスじょうけっちょう)と呼ばれる部分で、全体の約70%がこれらの部位にできると言われています。

  • 大腸がんと診断されたら?

    大腸がんは、健康診断の「便潜血検査(べんせんけつけんさ)」で見つかることが多くあります。
    これは、便に目に見えない血が混ざっていないかを調べる検査です。
    また、「便に血が混ざる(血便)」「便が細くなる」「お腹が痛い状態が続く」といった症状から気づかれることもありますが、こうした症状が出るころには、がんが進行している場合も少なくありません。
    実際に、「前回は痔(ぢ)だったから今回も大丈夫だろう」と思っていたところ、今回は大腸がんだったというケースもあります。似たような症状でも、原因が異なることがあるため、自己判断せず、きちんと調べることが大切です。
    ご家族が大腸がんを経験されたゲストをお迎えし、「大腸がんが見つかるきっかけ」「検診の受け方」「内視鏡やロボット手術の進歩」「病院選びのポイント」、そして「当科の取り組み」まで、患者さんやご家族が知っておきたい重要なポイントを、わかりやすく解説します。

  • 大腸がんの最新治療

    大腸がんの治療法はここ数年で大きく進歩しています。医療技術の発展により、体への負担が少ない治療や新しいお薬も登場しています。

    早期がんに対する内視鏡治療: 内視鏡(体内を観察する細長いカメラ)を使って大腸の中からがんを切除する方法で、お腹を切らずに済むため体への負担が軽く、がんが粘膜内(腸のいちばん表面の層)にとどまっている場合には根治(こんち:完全に治すこと)も期待できます。

    体に優しい手術(腹腔鏡・ロボット手術): 手術が必要な場合でも、最近は腹腔鏡手術(ふくくうきょうしゅじゅつ)やロボット支援手術など、体への負担が少ない方法が主流になっています。実際に当院では大腸がん手術の約9割が腹腔鏡で行われており、患者さんの体への負担軽減に努めています。

    薬による治療(抗がん剤・新しい薬): 進行直腸がんでは、手術の前に放射線治療と抗がん剤治療を組み合わせることで、がんが大きく縮小し、中には手術を行わずに経過観察へ移行できるケースも増えてきています。また、がんが進行している場合や手術後に再発リスクが高い場合には、再発予防を目的とした抗がん剤治療を行います。

    治験(臨床試験)に参加: 治験とは、新しい薬や治療法の「安全性」や「効果」を確かめるための研究です。将来の標準治療になる可能性があり、参加することでまだ一般に使えない薬を受けられる機会もあります。当院は新しい治療薬の治験実績が全国トップクラスです。医師の判断と十分な説明のうえで、希望される方には治験への参加もご案内しています。

下部消化管外科・肛門外科
スタッフ紹介

最先端と寄り添いを両立
した大腸がん治療の提供

大腸がん治療への思いを
下部消化管外科科長 加藤 健志が語ります

  • 体に優しい最新治療

    大腸がん治療は低侵襲手術が主流となり、安全で体に優しい手術が可能になりました。進行直腸がんでは薬や放射線を組み合わせ手術回避をめざす治療にも取り組んでいます。

  • 寄り添う大腸がん治療

    低侵襲手術にこだわり、根治性を保ちながら体への負担を抑えた治療を大切にしています。患者さんに寄り添い、一人ひとりに最適な治療を共に考え進めていきます。

  • 安心して相談できる診療

    大腸がんや炎症性疾患を中心に、一人ひとりに合わせた最適な治療を大切にしています。わかりやすい説明と相談しやすい雰囲気づくりを心がけています。

  • 合併症にも丁寧な治療

    難病や多くの合併症を抱える方にも根拠ある適切な肛門治療を提供します。治療には良い排便が重要であり、肛門のケアと併せて排便コントロールにも丁寧に取り組みます。